【実例】ダイソーのステンレス製おろし金を使ってにんじんをすりおろした結果…

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寒さが厳しくなってくるこの時期は、鍋を囲んで体の中から暖まりたくなりますよね。
鍋で欠かすことのできない食材と言えば大根おろしですが、大根をすりおろすためにどんなツールを選ぶのがベストなのでしょうか。
現在ではセラミック製のおろし器やフードプロセッサーなど、便利で多種多様な商品がたくさん販売されていますが、今回はダイソーにて昔ながらのステンレス製おろし金を購入して試してみました。

ダイソー「ステンレス製おろし金」


大きさは小ぶりのにんじんと同じくらいで、持ち手は手に馴染みやすくカーブがついています。

このおろし金のポイントは、
・ ステンレスの板がカーブしている
・ 受け皿が付いていない
という点が挙げられます。

板がカーブしていることで力を入れやすくなり、野菜をおろしやすいのはメリットですね(ちなみに、出来上がりは粗めのすりおろしとなります。野菜の繊維は残らない程度でしょうか。)。
反面、ステンレスの刃が鋭いため洗う際には注意が必要という点(使用後は野菜屑などが残ることなく、きれいに洗うことはできました)と、フードプロセッサーと比較すると体力と時間が必要となるため、女性には若干扱いづらいのがデメリットではあります。

受け皿が付いていないことですりおろした野菜が飛び散ったりしないかと、最初は心配するかと思いますが、お皿やボウル、鍋など、入れ物を選ばずに利用できる点において使い勝手がいいなと思います。


器の上におろし金をかざして、にんじんをすりおろした後。飛び散ることなく収まっています。

このステンレス製おろし金でにんじんをすりおろし、にんじんパウンドケーキを作ってみました。
にんじんの水分もあり、しっとりもちもち食感のケーキが出来上がります。

・ にんじん 1本
・ 三温糖 85グラム
・ 卵 2個
・ バター 40グラム
・ 薄力粉 120グラム
・ ベーキングパウダー 5グラム

  1. 卵と三温糖をボウルに入れ、ハンドミキサーでよく混ぜる(白く、もったりとするまで)。
  2. 常温にもどしたバター、すりおろしたにんじんを入れて混ぜる。
  3. あらかじめふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーを何回か分けて加え、さっくりと混ぜる。
  4. クッキングシートを敷いたパウンド型に生地を流し入れ、180℃に余熱したオーブンで35~40分焼き上げる。
  5. 焼き上がり後は早めに型から外して粗熱を取る。

しっとりした食感で、野菜感はまったくありませんでした。冷蔵庫で1日冷やして食べてもおいしかったです。

にんじんのすりおろしは粗めだったのですが、ケーキにするとにんじんの食感や味はほとんど感じないため、野菜が苦手なお子さんでも食べられるケーキになりました!

今回はにんじんをすりおろしてみましたが、おろし金の大きさを考えると太めのだいこんをおろすには少し不向きだと感じます。

自分の調理スタイルに合わせていろいろな道具を併用していくと、料理の幅も広がっていきそうな気がしますね。

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