スーパーに9月頃から並びはじめるシャインマスカットですが、ここ数年人気が続いていますよね。
シャインマスカットが出てきた時には「皮が薄くて、皮ごと食べられるぶどう」という点に衝撃を受けましたが、最近黄色いぶどうが「シャインマスカット」として売られていて思わず二度見してしまいました。
形状は確かにぶどうだが、私の知っているシャインマスカットではない…。
黄色と緑のシャインマスカット、何がどう違うのかを調べてみました。
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まず見た目から判断せざるを得ない
お店の棚には長野県産のシャインマスカットが綺麗に陳列されていましたが、黄色と緑が隣合って同じ金額で並んでいます。
見た目は明らかに色合いが異なり、緑の方が色のむらが少なくまさに輝く宝石のようにも見えます。
その分黄色い方の色味がくすんでおり、購入する側にとってはこの点が少し心配になる要素です。
しかし生活協同組合連合会コープ北陸事業連合によると、シャインマスカットの皮は「完熟するにつれ黄色く変化し、甘みが増します。」とのことでした。
自宅で食べるならより甘い方を選びたいが…
この写真だと黄緑色に見えますねΣ(ノд<)実際に購入して食べてみたところ、香りの違いはそれほど感じられませんでしたが、確かに黄色の方が甘みは強く、規格外品として扱われることはもったいないと感じます。
一方で、若干皮が硬く口の中に残るような感じもありました(パリッとはじけるような食感は、両者とも変わらなかったように思えます。)。
どちらを選ぶかは個人の好みにもよりますが、より甘い方を選ぶなら黄色を、さっぱりした甘さを好むなら緑を選ぶのがベターといえそうです。
いわゆる「映え」を意識するならば、輝くような緑色で大粒のシャインマスカットを使用してパフェやケーキを作るなど、用途によって選ぶ楽しみもありますね。
シャインマスカットは、日本で生まれた品種です。
シャインマスカットの育成者権を守りたい
無断栽培の成果物が日本に逆輸入されていることを知ったときのショックは大きかったですが、国産の物をできるだけ選んで購入するようにしています。
シャインマスカットは2006年に品種登録されて全国で生産されていますが、その苗木が海外に流出し、無断で栽培生産されているという事態も起こっています。
海外での品種登録の重要さを知ることももちろんですが、私たちも日本の農家で生産されたものを意識して購入するようにしたいですね。
色は関係なく、大事に手間をかけて育てられたシャインマスカットは日本の技術がつまっていることがもっと広まってほしいです。
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