「銭湯」といえば、お風呂上がりに瓶に入ったコーヒー牛乳を買って腰に手をあててグビグビ飲む、という昭和のイメージが現在でも残っていますよね。
ところかわって、若い世代の間での「昭和レトロ」ブームもあり、喫茶店やファッション、歌謡など「エモい」昭和文化が受け入れられる下地ができているように感じます。
日清シスコ株式会社では1月31日(月)より、昔懐かしいものをポジティブに楽しむレトロカルチャーが流行していることを背景に、ひと昔前の文化を現代の新しい感性で再解釈して楽しむ「ニューレトロ」をテーマとした「ココナッツサブレ<まろやかコーヒー牛乳味>」を期間限定で再販売させました。
淡いトーンでまとめられた色彩もおしゃれに見えます。
通常パッケージとは全く異なるデザイン
筆者は最初、店頭で並んだこのパッケージを見たとき、ココナッツサブレとは全く気が付きませんでした。
他のビスケットメーカーのお菓子と並んでいたとしても、遠目から見てもとても目立ちますよね。
淡いレトロなトーンで銭湯を楽しむ人たちがデザインされ、原色のはっきりとしたデザインのお菓子が並ぶなかでは群を抜いて目立っています。
最近ではサウナ併設のおしゃれな銭湯やテーマパークのように楽しめる銭湯があるなか、昭和が舞台のアニメーションの中でしか見たことのないような銭湯ですね。…でも何だか妙な違和感もありますね…。
通常パッケージのデザインもシンプルで、個人的にはレトロな印象を持っていたのですが、こういったポップでかわいいデザインも手に取りたくなるような暖かみまで感じます。
中身はこれまで買って食べていたココナッツサブレと変わりないように見えます。
開封時ほのかにコーヒーの香りがしますが、コーヒー牛乳の味わいは少々薄いような気がします。
まろやかコーヒー牛乳味ってなんだろう?
もともとココナッツサブレは長年愛される素朴な味わいが特徴的でしたが、「まろやかコーヒー牛乳」味ってどんな味なのでしょうか?
ただ、まろやかな味わいではあるので、パッケージデザインも相まって銭湯の番台さんで買うコーヒー牛乳のイメージができるかもしれません。
…そもそも「銭湯=コーヒー牛乳」のイメージって、一体どこから付いたのでしょうか。
1923年4月20日、東海道線国府津駅で販売を開始したのを記念して制定された「珈琲牛乳の日」ですが、最初は銭湯用の飲み物ではなかったことが興味深いですね。
いや、確かに現代にも混浴の銭湯はありますが、昭和レトロを通り越して江戸時代、大正時代まで遡っているような感じですよ。
猿まで一緒に入っているから、もはや銭湯でもなく温泉ですよね(しかもタオルを巻いて入っています\(^o^)/)。
ココナッツサブレ「ニューレトロ」シリーズは「まろやかコーヒー牛乳」を始め、「海の向こうのニューレトロ」など今後も新商品がどんどん出てくるようなので、注目していきたいと思っています。
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