【シリーズ・植物図鑑】アジサイ科の植物

日本は四季がはっきりとしていて、植物が多く育っていますよね。
オフィスビルしかない場所であっても、たいてい緑はあります。
わざわざ探しに行かなくとも草花が自生しているのを見ると、なんだか元気をもらったような気持ちになります(管理されて育っているものもありますが。)。

このシリーズでは、珍しくもなんともない、どこにでもある草花を科ごとにまとめてみました。
素朴ですが、華やかなでかわいい花の写真もたくさん載せているので、ぜひ最後まで観ていってください。

 
 
 

アジサイ

○基本情報

スクロールできます
名前アジサイ(ハイドランジア)
見た目
学名Hydrangea macrophylla

アジサイ科(ユキノシタ科)
アジサイ属(ハイドランジア属)
和名
別名
原産地
アジサイ(紫陽花)
ガクアジサイ、セイヨウアジサイ、モモイロアジサイ
日本(本州、四国、九州で幅広く栽培されています。)
特徴・その他
  • 土が乾かないよう適度に水をあげ、日当たりが良い場所だとより花つきがよくなります。
  • 梅雨時に咲く落葉低木で、乾燥に気を付ければ鉢植えでも庭植えでも育てやすいです。
  • 花色は青、紫、ピンクなどあり、土壌の酸性度の影響を受けて色が変化します。
  • 青色は酸性土壌、赤色はアルカリ性土壌を表します。リトマス試験紙のようですね。
  • うどんこ病にかかりやすいため、枝葉を剪定して風通しをよくしておきます。
  • 6月6日は紫陽花の日(+いけばなの日)です。6が2つつく日に自宅に紫陽花を吊ることから。


○咲く時期(開花時期)

6月~9月上旬、梅雨の風物詩として景色を彩っています。

梅雨時であっても鎌倉のアジサイ寺「明月院」などあじさいの名所をはじめ、様々な場所に咲いているアジサイを見るのが楽しみな方々も多いと思います。


↑明月院ではアジサイだけでなく、紅葉や桜など四季折々の植物が楽しめます。


花言葉

アジサイは土壌の影響で色が変わる特性があり、ここから花言葉は「移り気」「浮気」「無常」です。


他にも、小さな花がひしめきあって咲いているように見える様子から「団らん」「和気あいあい」「家族」という花言葉もあります。

また、アジサイの色ごとに花言葉もあり、ピンクは「元気な女性」、青は「辛抱強い愛情」、白は「寛容」となっています。

「移り気」「浮気」と聞くと少し不穏なイメージですが、「団らん」「和気あいあい」だと一転して暖かみのあるイメージとなり、贈り物にも向いているかもしれません。

成長記録

あじさいの育ち方が気になり、成長記録をつけてみました。

①某所のあじさい

5月6日

5月14日

5月28日

6月2日

6月5日

②某所のあじさい

5月22日

5月28日

6月5日

2ヵ所とも、時期になるとアジサイがたくさん咲き誇り、とても癒されるアジサイスポットです(*^▽^*)

あっという間に大きく成長しました。

アジサイはどんな色に成長するかを見守るのも、見る楽しみの一つですよね。

この2ヵ所は毎年この色が咲いているので、また来年も成長を見守っていきたいと思っています。

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