2018年1月1日、テレビ朝日系で放送された「芸能人格付けチェック」に出演した世界的アーティストYOSHIKIさんが番組中に食べていたとあるお菓子が、当時とても話題になりました。
それが「銀座あけぼの」のチーズおかきです。
放送後に販売メーカーのサイトがダウンしたというエピソードが残るお菓子ですが、チーズおかき以外にもおいしい商品はたくさんあります。
その中でも、ここではお中元、お歳暮で送るのに最適な「それぞれ」についてまとめています。
銀座あけぼのの和菓子
銀座あけぼのは昭和23年創業の老舗和菓子製造販売会社ですが、デパートに入っている店舗からも分かる、上品で洗練された店構え!
お店ではおかきや大福、最中など、和菓子全般を扱っており、デパートの雰囲気にも相まって高級感が漂っています。
筆者がお歳暮で頂いた「それぞれ」も店頭に並んでいました。
売り場だと単品でも購入可能ですが、持ち帰り用の紙袋、ビニール袋は有料ですのでご注意ください。
それぞれ
それぞれには、日本古来の和文様から数字にまつわる文様をもとにデザインされたパッケージにバリエーション豊かなミニおかきがつめられています。
それぞれの文様には「召し上がっていただいた皆様が幸せでありますようにという想いと願いをこめております」という言葉通り、食べてみると老若男女親しみの持てるような、飽きのこない味わいだと感じました。
和柄文様には日本人の心に寄り添うような由来がある
それぞれのおかきは味がおいしいのはもちろん、パッケージに描かれた文様からも作り手の心がこめられていることが伝わります。
パッケージにこめられた意味について、ここで簡単に触れていきたいと思います。
「一点文」
すべての物事の出発点であり、点から線へ、線から面へ、さらには立体へと広がり頂点を極めるという意味があり、富貴繁栄、立身出世などの象徴となっています。
素朴であっさりした、素材の味を楽しめる一点。「二結文」
「結び文」をふたつ重ねた文様です。違うもの同士が出会う素晴らしさ、人と人との結びつき、絆、助け合い、そこから縁結び、夫婦円満、恋愛成就などの意味があります。
「三果文」
三つのありがたい果実の文様です。桃は邪気をはらい延命長寿を授け、ざくろは種が多いことから子孫繁栄を、仏手柑は仏の手のような形から運や福を呼ぶといわれています。
抹茶とあんこのおかきが印象的な三果。説明を読むまでハート型だと思っていましたが、桃でした\(^o^)/
「五鯉文」
五匹の鯉が跳び跳ねている文様です。滝を昇って竜になったという伝説がある鯉と「御利益」の語呂合わせから、立身出世や開運招福、商売繁盛の象徴となっています。
黒大豆のおかきがお気に入りです。
「六瓢箪文」
六つのひょうたんが実っている文様です。六瓢=むびょう、から無病息災に通じるといわれ、また実を鈴なりに実らせることから商売繁盛、開運招福の象徴にもなっています。
「七宝文」
輪が四方八方に無限に広がる文様です。「人と人をつなぐ輪は七つの宝と同じ価値がある」ことから七宝文という名がつき、富貴繁栄、不老長寿などの象徴となっています。
海老姿焼もおいしかったのですが、この七宝文の入った海老煎が美しく、おいしいですね。
これほど縁起物がそろうと独り占めしたくなってしまいますが、パッケージの意味を考えると家族で集まったときにシェアして食べる方が開運に繋がりそうな気がしてきます。
日持ちもするので、お年賀、祝い事にもピッタリ
銀座あけぼのには、おかきだけでなく栗もなかや豆大福などの主力商品もまだまだたくさんありますが、贈答品として考えると日持ちが心配です。
ですが、それぞれを購入すれば日持ちは80日ほどもあり、相手が独身だったとしても賞味期限が切れる心配はまずありません。
親戚が多い場合であっても箱入で24袋まで選べるため、送る相手のことを考えながら選択する楽しみも増えます。
何よりも、食べる相手の未来の幸せをイメージしながら選ぶという点が、購入する側にとっても御利益になりそうな気がしませんか?
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