今夏、梅雨が始まったと思ったらあっという間に梅雨明けの宣言があり、猛暑が続いている頃、赤坂氷川神社に行ってきました。
東京十社巡りの神社としても有名な神社ですが、六本木の住宅街のど真ん中に位置している緑豊かな神社で感じた不思議な空気について、ここでまとめてみたいと思います。
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↓2020年神社御朱印巡りはこちらにまとめています!
↓2021年はここからどうぞ!
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歴史
享保14年(1729年)、徳川吉宗公が老中水野忠之を総責任者に命じて現在地に社殿を造営し、その後の安政の大地震、関東大震災、東京大空襲など数々の災禍を奇跡的に免れ、昭和51年(1976年)に東京都の有形文化財(建築物)に指定された歴史ある神社です。
公式ホームページによると、
- 鎮座より一千年余、「厄除」「縁結び」の信仰が篤い赤坂氷川神社。徳川吉宗公建立の御社殿は、幾多の震災・戦災を免れ建立当時の姿を現代に伝えます。緑豊かな境内には、江戸の年号が刻まれた鳥居・狛犬・灯籠が現存しており、都内では珍しい江戸の情景を数多く残す神社です。
地下鉄六本木駅、六本木一丁目駅、溜池山王駅のどこからでも行けるようですが、筆者は六本木駅から歩いて行きました。
オフィス街、ビル群からは少し離れた住宅地の中に鎮座しているため、場所は若干分かりにくいかもしれません(タクシーの行き来が多い土地のようで、興味深かったです。)。
真夏だからか、さらに緑が多い印象ですね!
ここには、天照大御神の弟神である素戔鳴尊と奇稲田姫命、大己貴命が祀られており、厄除、縁結び、家内安全、商売繁昌の御神徳があるそうです。
素戔鳴尊と奇稲田姫命はもちろん、大己貴命は様々な縁を結ぶ「むすび」の神様ということで、ついたくさんの願い事を伝えてしまいたくなります。
境内
南側の一の鳥居を抜けて、参道を歩いていきます。
手水舎は東京大空襲の際消失してしまったようです。
美しい社殿ですね(^O^)
境内には7対もの狛犬がおり、神社を守っています。
三の鳥居と茅の輪。
順序を守ってくぐります。
当日は高温で歩くのも辛い状況だったのですが、ここをくぐり切ると心なしか涼しくなったような気がしました。
二の鳥居。
境内には石製の台灯籠が合わせて7対奉納されています。
社殿は比較的シンプルな構造だったのですが、個人的には豪華絢爛のものよりも好きです(どちらも趣があって好きなのですが、どちらかというと…。)。
境内神社
境内にある神社にも参拝します。
御神木の近くにある九神社。
かつて境内の各所に鎮座していた天祖神社、春日神社、鹿島神社、八幡神社、諏訪神社、秋葉神社、厳島神社、金刀比羅神社、塞神社の9社を合祀した神社です。
おさいせん箱が貯金箱のようになっています!
神社もこじんまりとしていました。
戦前は仲ノ町小学校(現在の赤坂小学校)に鎮座していましたが、戦後にここに遷座されました。
御朱印と運試し
御朱印は社務所にていただきます。
月参り御朱印「かさね」(500円)
7月のかさね 槿 あさがお
日本の伝統的な配色である「襲の色目」を用いて奉製された繊細な御朱印です。
星合ひ参り(500円)
7月1日~7日までの季節の御朱印です。
七夕の短冊と梶の葉が箔押しされています。
ちょうど夏詣の時期ですね。
年の半分の節目の日ということで、午前中でも境内は人が多かったです。
短冊もたくさん。
まずは、コロナウイルスの終息を願いたいですね…。
さくらんぼ結び(200円)もかわいかったのですが、
干支みくじ(300円)で自分の干支である辰をいただきました。
愛着の湧く表情とフォルムです(おみくじは吉でした!)。
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