吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」遊郭編・刀鍛冶の里編・無限城編

無限列車編の記憶も鮮明に残っているままに、鬼滅の刃遊郭編のテレビアニメ放送がされていましたね。
アニメーションのクオリティが劇場版と同様で、テレビから一瞬も目が離せないような展開に度肝を抜かれました。

さて、前回のブログに引き続き遊郭潜入大作戦から刀鍛治の里編(+無限城編導入)まで、お気に入りのセリフを引用してまとめてみました。

前回よりもさらにボリュームが増えてしまいましたが、最後までお付き合いいただけると幸いですm(__)m

※セリフの抜粋であるため、ネタバレを含みます。


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↑↑↑無限列車編までまとめた記事はこちらから!

↑↑↑無限城編までまとめています!

ーー【9巻】ーー


第71話「遊郭潜入大作戦」
天元《そしてもう一度言う 俺は神だ!!》

善子《やだ アタイだけ余ってる!!》

第72話「お嫁さんを探せ」
天元《気配の隠し方の巧さ…地味さ もしやここに巣食っている鬼…上弦の鬼か?だとすると ド派手な“殺り合い”になるかもな》

第73話「追跡」
善子《ひっくひっく ぐすん!?一大事だ 女の子が泣いてる》

第74話「堕姫」
無惨《鬼殺隊でも手練れの者…柱などはすぐに此方が鬼だと看破する しかし此方からは柱程実力のある者以外人間など視ただけでは殆ど違いがわからない 血の種類や病気 遺伝子など 人間に判らないことは判別できるが…》

第75話「それぞれの思い」
猪子《コイツ…やる奴だぜ 音がしねぇ…風が揺らぎすらしなかった…》

天元《恥じるな 生きてる奴が勝ちなんだ 機会を見誤るんじゃない》

第76話「それぞれの場所で」
炭次郎襧豆子ごめん 肩紐が千切れた 背負って戦えない 箱から出るな 自分の命が危ない時以外は

第77話「轟く」
炭次郎《俺の場合 一撃の威力はどうしてもヒノカミ神楽の方が強い…体に合っているんだ でも その強力さ故に連発ができなかった 今は違う 俺はやれるはずだ いや やる!!》

第78話「ぐねぐね」
炭次郎《熱が出ている状態だと本当に調子がいいんだよ “ヒノカミ神楽”を連続して使えるんだ もっと強くなれるかもしれない》

第79話「風穴」
《そしてコイツの勘の鋭さ!!特に殺気を感じる力は尋常じゃない 前後左右どこからの攻撃でも敏感に察知して躱す》

天元《こっからは ド派手に行くぜ》

ーーーーーー

遊郭編序章のような、戦いが本格化する直前の鬼殺隊それぞれの物語です。

時系列は前後しつつも、宇髄さんや三人のお嫁さんも含めて、遊郭で何が起こっていたのかが丁寧に説明されていますね。
まだ妓夫太郎も出てきておらず、鯉夏花魁と堕姫の対比やかまぼこ隊の個性が全開になる描写が面白かったです。

個人的には、伊之助が自分で着物の着付けができる、ということに一番びっくりしました(潜入前にみっちり仕込まれたのかな。)。



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ーー【10巻】ーー


第80話「価値」
天元《俺は派手にハッキリと命の順序を決めている まずお前ら三人 次に堅気の人間たち そして俺だ 鬼殺隊である以上 当然のほほんと地味に生きている一般人も守るが 派手にぶっちゃけると俺 お前らのが大事だから死ぬなよと》

第81話「重なる記憶」
炭次郎《選ばれた者でなくとも 力が足りずとも 人にはどうしても退けない時があります 人の心を持たない者がこの世には居るからです 理不尽に命を奪い 反省もせず悔やむこともない その横暴を 俺は絶対許さない》

堕姫《鬼は老いない 食うために金も必要ない 病気にならない 死なない 何も失わない そして美しく強い鬼は 何をしてもいいのよ…!!》

第82話「人間と鬼」
堕姫《惨めよね 人間っていうのは 本当に どれだけ必死でも所詮この程度だもの 気の毒になってくる》

第83話「変貌」
竈門竹雄《人のために怒る人は 自分の身を顧みない所があるから そのせいでいつか 大切なものを失くしてしまいそうだから怖いよ》

第84話「大切なもの」
炭次郎《兄ちゃんが誰も傷つけさせないから 眠るんだ襧豆子 眠って回復するんだ》

第85話「大泣き」
堕姫《ほんとにアタシは上弦の陸だもん 本当だもん 数字だって貰ったんだから アタシ凄いんだから》

第86話「妓夫太郎」
妓夫太郎《取り立てるぜ 俺はなぁ やられた分は必ず取り立てる 死ぬときグルグル巡らせろ 俺の名は妓夫太郎だからなああ

第87話「集結」
耀哉《自分を形成する幼少期に植え込まれた価値観を否定しながら戦いの場に身を置き続けるのは苦しいことだ 様々な矛盾や葛藤を抱えながら君は 君たちは それでも前を向き戦ってくれるんだね 人の命を守るために》

第88話「倒し方」
善逸《自分がされて嫌だったことは 人にしちゃいけない》
堕姫&妓夫太郎《違うなあ それは 人にされて嫌だったこと 苦しかったことを 人にやって返して取り立てる 自分が不幸だった分は幸せな奴から取り立てねぇと取り返せねえ それが俺たちの生き方だからなあ 言いがかりをつけてくる奴は皆 殺してしてきたんだよなあ お前らも同じように 喉笛掻き切ってやるからなああ》

番外編「伊之助御伽草子」
たかはるの祖父《これがお前の名前じゃろう おっ父とおっ母がつけてくれたんじゃ 大切にせいな》

ーーーーーー

まず、第87話「集結」の見開き扉絵が遊郭編を象徴していてかっこよかったです(*´∇`*)
ジャンプで読んだ方が、この辺は迫力がありそうですね。

上弦の陸は、二人ともこの世の人間全てへの憎しみや怒り、絶望などの感情がエネルギーになって広範囲の攻撃ができる仕様なのでしょうか。
下弦の伍も強かったですが局所的な攻撃なので、比較すると被害が桁違いですね。

鬼化が進んだ襧豆子と堕姫の戦いは、アニメーションでもかなり忠実に再現されていたように感じますが、コミックスで改めて読んでみるとなかなか衝撃的でもあります…。


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ーー【11巻】ーー


第89話「混戦」
炭次郎《力に力で対抗するなら絶対に弱い方が負ける 力の流れを見誤らず正しく受け流せ》

第90話「感謝する」
雛鶴《その時四人が揃っていなくても 恨みっこなしです》

炭次郎《考えろ考えろ 自分にできる最大のこと 今の俺にできることは》

第91話「作戦変更」
善逸《伊之助 落ちつけ!全く同時に斬る必要はないんだ 二人の鬼の頚が繋がってない状態にすればいい 向こうが頚を斬った後でも諦めず攻撃に行こう!!》
伊之助《お前っ…おま…お前 なんかすごいいい感じじゃねーか!!どうした!!》

第92話「虫ケラボンクラのろまの腑抜け」
襧豆子《精一杯頑張っても駄目だったんだから仕方ないじゃない 人間なんだから 誰でも…何でも思い通りにはいかないわ 幸せかどうかは自分で決める 大切なのは“今”なんだよ 前を向こう 一緒に頑張ろうよ 戦おう》

妓夫太郎《これだけボロボロになっておいて!!これだけ力の差を見せたのに!!独りきりでなぜ諦めない!!なぜ折れない!!俺を倒そうとする意志が なぜブレない!!》

第93話「絶対あきらめない」
炭次郎《その境遇はいつだって ひとつ違えば いつか自分自身がそうなっていたかもしれない状況 もし俺が鬼に堕ちたとしても 必ず 鬼殺隊の誰かが 俺の頚を斬ってくれるはず》

善逸《雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速》

第94話「何とかして」
妓夫太郎《なんだ?額の痣が…》

第95話「最期」
須磨《何するんですか 誰ですか あなた いくらなんでも 早いです火葬が まだ死んでないのにもう焼くなんて お尻を叩きます お姉さんは怒りました!!》

襧豆子《…。》
(↑デフォルメされていたのですが、兄妹喧嘩を横で悲しげに聞いていた表情が印象的だったので、セリフはなくても選んでみました。)

堕姫《…アンタみたいに醜い奴がアタシの兄妹なわけないわ!!》

第96・97話「何度生まれ変わっても・前後編」
妓夫太郎《お前なんか生まれてこなけりゃ良かっ…》

上弦の陸《お前らに血をやるよ 二人共だ “あの方”に選ばれれば鬼となれる 命というのは尊いものだ 大切にしなければ》

《わぁぁあん ずっと一緒にいるんだもん ひどいひどい 約束したの 覚えてないの!?忘れちゃったのォ!!》

妓夫太郎《俺たちは二人なら最強だ 寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら 約束する ずっと一緒だ 絶対離れない ほらもう 何も怖くないだろ?》

ーーーーーー

小ネタのように間に挟まったマンガの印象が強いです。
鬼殺隊Q&Aはへぇー、となるような本編に直接関係ないが設定の肝となる部分の説明、腕相撲ランキングも蛇柱と蟲柱のやり取りにほっこりできるものですね。
「ハイカラバンカラデモクラシー」は遊郭の熾烈な戦いの合間に唐突に出てくる小ネタで、本編とのギャップに困惑しつつも癒されました。

本編では宇髄さんの音の呼吸をはじめとした鬼狩りの技、妓夫太郎の血鬼術など、一冊でかなりのバリエーションに富んだ技が並んでいて贅沢な気分で読むことができました。
襧豆子が妓夫太郎の最期の血鬼術を抑えたシーンはアニメオリジナルだったようですが、アニメーションならではの演出は素晴らしかったですね。


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ーー【12巻】ーー


第98話「上弦集結」
童磨《どのように御詫び致しましょう 目玉をほじくり出しましょうか それとも…》

無惨《くだらぬ 人間の部分を多く残していた者から負けていく だがもう それもいい 私はお前たちに期待しない》

第99話「誰かの夢」
黒死牟猗窩座よ…気に喰わぬのならば 入れ替わりの血戦を申し込むことだ…》

継国縁壱《お前には私が何か特別な人間のように見えているらしいが そんなことはない 私は大切なものを何一つ守れず 人生において為すべきことを為せなかった者だ 何の価値もない男なのだ》

第100話「いざ行け里へ!!」
後藤《オメーは本っ当にボーッとしてんな 人を呼べっつーの!!意識戻りましたってよ 馬鹿野郎が!!》

神崎アオイ《あなたは毒も効きづらいけど薬も効きづらいから気をつけなさいって しのぶ様にも言われたでしょ!!すぐ忘れるんだから》

第101話「内緒話」
鉄地河原鉄珍《折れるような鈍を作ったあの子が悪いのや》

甘露寺蜜璃《あの子 来ないみたいよ 全然食事しないって里の人が話してた 何か持ってきてるのかしら》

ナレーション《大丈夫だ 炭治郎 これを聞いた者はみんな同じ気持ちになっている》

蜜璃《甘露寺蜜璃は竈門兄妹を応援してるよ~》

第102話「時透くんコンニチハ」
無一郎《柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う 少し考えればわかるよね?刀鍛冶は戦えない 人の命を救えない 武器を作るしか能がないから》

炭治郎《刀鍛冶は重要で大事な仕事です 剣士とは別の凄い技術を持った人たちだ だって実際刀を打ってもらえなかったら俺たち 何もできないですよね?》

第103話「縁壱零式」
炭治郎《自分にできなくても 必ず他の誰かが引き継いでくれる 次に繋ぐための努力をしなきゃならない 君にできなくても 君の子供や孫ならできるかもしれないだろう?》

第104話「小鉄さん」
小鉄《炭治郎さん 人が良すぎる ダメだよ そこで躊躇ったら でも俺は そんな炭治郎さんだからこそ 死なないで欲しい 誰よりも強くなって欲しい!!!》

第105話「なんか出た」
小鉄《じゃあ始めからそう言えばいいじゃないですか一言 信頼関係もないのに任せろ 任せろって 馬鹿の一つ覚えみたいに…》

炭治郎《えっ 俺たち 友だちじゃないの?》

第106話「敵襲」
炭治郎《人のためにすることは 結局 巡り巡って自分のためにもなっているものだし》

炭治郎《んっ?誰か来てます?》

半天狗《やめてくれぇ いぢめないでくれぇ 痛いぃいい》

ーーーーーー

上弦の鬼集結から刀鍛冶の里編導入まで、伏線も多く張られた重要なシーンが集中している印象です。

鋼鐵塚さんの第一印象は気難しく周りから敬遠されがちで、刀の依頼をしにくい人なのだろうな、と思っていましたが、誰よりも刀鍛冶の仕事にまっすぐ向き合う(少しコミュ障?な)人なんだと伝わってきました。

霞柱、恋柱、不死川玄弥と、それぞれ今後掘り下げていくであろうキャラクターも集まっていますが、上弦の肆、伍との対決は遊郭編よりも見応えがありそうでこれからの展開が楽しみです(^O^)
鬼のビジュアルは概ね整っている描写が続いている中、玉壺の見た目が強烈過ぎて読み進めていく上で一抹の不安がよぎりましたが…。

大正コソコソ噂話で蜜璃が里の温泉の効能について説明しており、「性格の歪み、思いやりの欠如、へその痒み、失恋の痛み」にも効果があるとのこと。
そんな温泉には是非とも浸かって、自分の性格を矯正しにいきたいものです。



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ーー【13巻】ーー


第107話「邪魔」
炭次郎襧豆子 助けろ!!玄弥を助けろ!!頼む!!急げ》

第108話「時透君ありがとう」
耀哉《混乱しているだろうが今は とにかく生きることだけ考えなさい 生きてさえいれば どうにかなる 失った記憶は必ず戻る 心配いらない きっかけを見落とさないことだ ささいな事柄が始まりとなり 君の頭の中の霞を鮮やかに晴らしてくれるよ》

不死川玄弥《テメェの相手は俺だろうが》

第109話「死なない」
哀絶《即死できぬというのは哀しいのう》

可楽《何だこの蹴りの威力は》

玄弥《俺の名前は不死川玄弥 しっかり覚えろよ テメェを殺す 男の名前だァ》

第110話「あばら屋でこそこそ」
積怒《空喜の足!!!儂と同じ細胞の肉 雷を通さない この小僧 勘がいい 戦いの機転がきく》

小鉄《良かったですね 感謝したらいいですよ》

第111話「芸術家気取り」
無一郎《おい いい加減にしろよ クソ野郎が》

無一郎《邪魔だから 隠れておいて》

蜜璃《よーし 頑張るぞォ!!》

第112話「遷移変転」
鉄珍《若くて可愛い娘に抱きしめられて 何だかんだで幸せ…》
蜜璃《やだもう 鉄珍様ったら》

炭治郎襧豆子の血で刀が燃える 刀の色が変わる!!温度が上がって 黒い刀が 赤くなる!!爆ぜる血をまとって これは…!!爆血刀》

第113話「赫刀
すやこ《お侍さまの刀 戦う時だけ赤くなるのねぇ どうしてなの?不思議ねぇ 普段は黒曜石のような漆黒なのね とっても綺麗ですねぇ》

炭治郎《なるほど!!そうかわかった!!俺と襧豆子が全力で援護する!!三人で頑張ろう!!》

第114話「認められたかった」
積怒《あの童 さっきよりさらに速くなった いや そもそも 会った時点で あの方からの情報よりも 桁違いの反射 戦いへの適応 瀬戸際での爆発的な成長》

玄弥《今まで鬼殺隊の人間がやられてきた構図が見えたぜ ふざけんな 小賢しい!!忿懣やる方ねぇ!!》

第115話「柱に」
実弥《家族は俺たち二人で守ろう 親父は刺されて死んじまった あんなのは別にいない方が清々するけど 父親がいねぇとなると 皆心細いだろうから これからは俺とお前でお袋と弟たちを守るんだ いいな?》
玄弥《これからはじゃなくて これからも だよな》

ーーーーーー

半天狗の喜怒哀楽鬼対炭治郎、襧豆子、玄弥、玉壺対無一郎の戦いが平行して描かれているため、予想以上に情報量が多く読後の満足感が高かったです。
鬼の能力のバリエーションもさることながら、霞の呼吸、恋の呼吸、パワーアップしたヒノカミ神楽など、熾烈を極める戦いの中でも玉壺の気持ち悪さ、シュールさばかり際立ち不気味…。
襧豆子と玄弥の、自分を痛め付けるような戦い方は少し苦手ですが、それぞれ成長が感じられます(*´∇`*)
鬼滅の世界では雪のシーン以外の季節感があまり感じられなかったのですが、無一郎の回想でははっきりと夏を示しており、炭治郎との対比になっているのが興味深いですね。


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ーー【14巻】ーー


第116話「極悪人」
炭治郎《大勢の人を殺して喰っておいて 被害者ぶるのはやめろ!!捻じ曲がった性根だ 絶対に許さない 悪鬼め…!!お前の頚は俺が斬る!!》

第117話「刀鍛冶」
玉壺《きっ…気に喰わぬ!!私とてこれ程集中したことはない!!芸術家として負けている気がする!!》

小鉄《死なせない!!時透さん 頑張って!!絶対出すから!!俺が助けるから!!》

第118話「無一郎の無」
無一郎《すごいね!僕たち剣士の子孫なんだって しかも一番最初の呼吸っていうのを使う凄い人の子孫で》

時透有一郎《人を助けるなんてことはな 選ばれた人間にしかできないんだ 先祖が剣士だったからって 子供の俺たちに何ができる?》

第119話「よみがえる」
玉壺《無惨様からいただいた情報では あの耳飾りの子供も似たような痣が いやいやいや それよりも 何を涼しい顔して出てきてるんだ 私の攻撃でお前は体が麻痺してるはずだろうが 何故さっきよりも尚 速い動きで私に傷をつけた》

第120話「悪口合戦」
玉壺《お前には 私の真の姿を見せてやる》
無一郎《はいはい》
玉壺《この姿を見せるのは お前で三人目》
無一郎《結構いるね》
玉壺《黙れ 私が本気を出した時 生きていられた者はいない》
無一郎《すごいねー》
玉壺《口を閉じてろ 馬鹿餓鬼が!!》

第121話「異常事態」
無一郎《もういいからさ 早く地獄に行ってくれないかな》

第122話「それは一時的な興奮状態」
小鉄《あと 腹の方には…炭治郎さんから預かってた鍔を入れてたので助かりました 新しい刀につけて欲しいって言われてたんですよ》

憎珀天《黙れあばずれが 儂に命令して良いのはこの世で御一方のみぞ》

第123話「甘露寺蜜璃の走馬灯」
憎珀天《喰らう直前に全身の筋肉を硬直させた?しかしそれで耐えられる代物ではないぞ 解せぬ いやそうか この小娘 図体に見合わぬ筋力…特異体質 これは良い》

蜜璃《仲間は絶対死なせないから 鬼殺隊は私の大切な居場所なんだから 上弦だろうが何だろうが関係ないわよ 私悪い奴には絶対負けない 覚悟しなさいよ 本気出すから》

第124話「いい加減にしろ バカタレ」
憎珀天《痣…!?初めから在ったか?あれは…鬼の紋様と似ている》

玄弥《いい加減にしろ この バカタレェェェェ!!》

ーーーーーー

アニメ遊郭編のオープニング冒頭で炎のエンブレムが出てきますが、炭治郎にとってのお守りのような役割と同時に思わぬ所で影響力を発揮しました。
煉獄さんを思い出し、読んでいて切なくなります…。
無一郎は一見すると一人で玉壺を斬ったようですが、「情けは人のためならず」を戦いの中で表したような、鬼滅の刃の象徴的な存在だと感じました。
蜜璃は可愛いお色気キャラのような位置付けだと思っていましたが、半天狗との戦いでは呼吸を連発し、人の役に立ちたいという志は無一郎と共通していますね。
強い蜜璃はもちろん好きですが、124話の扉絵で伊黒さんと並んで丼を食べるシーンが「らしさ」の出ている、とても幸せそうな雰囲気で微笑ましいです(このイラストだけ、左手でお箸を持っているのが気になりました。)。


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ーー【15巻】ーー


第125話「迫る夜明け」
善逸《雷の呼吸って 一番足に意識を集中させるんだよな 自分のさ 体の寸法とか筋肉の一つ一つの形ってさ 案外きちんと把握できてないからさ 『それら全てを認識してこそ 本物の “全集中”なり』って 俺の育手のじいちゃんがよく言ってたなあ》

玄弥《テメェの理屈は全部クソなんだよ ボケ野郎がァアア》

第126話「彼は誰時・朝ぼらけ」
炭治郎襧豆子を抱えての移動じゃ 間に合わない…ああ…ああ!!駄目だ 決断できない 決断》

襧豆子《お お おはよう》

第127話「勝利の鳴動」
珠世《『浅草で無惨に鬼化させられた男性が自我を取り戻しました 襧豆子さんの血のお陰です 無惨の支配からも解放され少量の血で生きていられる』》

無惨《これでもう青い彼岸花を探す必要もない クククッ 永かった…!!しかしこの為 この為に千年 増やしたくもない同類を増やし続けたのだ 十二鬼月の中にすら現れなかった稀有な体質 選ばれし鬼 あの娘を喰って取り込めば 私も太陽を克服できる!!》

無一郎《こっちこそありがとう 君のお陰で 大切なものを取り戻した》

第128話「御教示願う」
後藤《あの人はちょっと 原理の外側にいる感じだけどな》

蜜璃《ぐあああ~ってきました!グッてして ぐぁーって 心臓とかがばくんばくんして 耳もキーンてして メキメキメキィッて!!》

第129話「痣の者になるためには」
無一郎《僕を助けようとしてくれた少年が殺されかけ 以前の記憶が戻り 強すぎる怒りで感情の収拾がつかなくなりました その時の心拍数は二百を越えていたと思います さらに体は燃えるように熱く 体温の数字は三十九度以上になっていたはずです》

《これを打った刀鍛冶が 全ての鬼を滅する為に作った刀だ 作者名も何も刻まず ただこの文字だけを刻んだ》

第130話「居場所」
炭治郎《自分よりも格上の人と手合わせしてもらえるって 上達の近道なんだぞ 自分よりも強い人と対峙すると それをグングン吸収して強くなれるんだから》

第131話「来訪者」
伊之助《信じると言われたなら それに応えること以外 考えんじゃねぇ!!》

炭治郎《義勇さんは…義勇さんは錆兔から託されたものを 繋いでいかないんですか?》

錆兔《お前は絶対死ぬんじゃない 姉が命をかけて繋いでくれた命を 託された未来を お前も繋ぐんだ 義勇》

しのぶ《感情の制御ができないのは未熟者 未熟者です》

第132話「全力訓練」
鎹鴉《違ウ!!ソコノ角ヲ右ダ!!鳥頭!!》

第133話「ようこそ」
善逸《何だこの捻じ曲がった禍々しい音は》

炭治郎《兄貴じゃないって言うんなら 絶対に俺は玄弥の邪魔をさせない 玄弥がいなきゃ上弦に勝てなかった 再起不能になんか させるもんか》

ーーーーーー

襧豆子が太陽を克服し、玄弥や里の人達がそれを温かく見守っている場面が感動的で、物語が大きく動いた瞬間でもありました。
上弦二体を倒した後の柱稽古がメインとなる巻ですが、柱が集結するとやはり見応えがありますね!
柱それぞれの過去を掘り下げていく描写が多いのですが、一歩間違えると終始暗い雰囲気になりそうなところに絶妙なタイミングでギャグが挟まり、重くならずに読み進めることができました。

蜜璃が自宅で作る巣蜜バターパンケーキがおいしそうで気になってしまい、調べてみると、日本のパンケーキは1923年に東京のデパートの食堂で提供された「ハットケーキ」が始まりとされているそうで、蜜璃が流行の最先端を追いかけていたということが分かりました(^O^)
岩柱の悲鳴嶼さんがいったい何者なのかがまだ明かされていませんが、15巻の表紙からして只者ではない雰囲気が漂っていますね…。


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ーー【16巻】ーー


第134話「反復動作」
村田《こういうのを当然のようにこなしてきてんだから 柱ってやっぱすげぇわ》

玄弥悲鳴嶼さんも教えるの上手くねぇからな よく見て盗まねぇと駄目だぞ》

第135話「悲鳴嶼行冥
炭治郎《いつもどんな時も 間違いのない道を進みたいと思っていますが 先のことはわかりません いつだって誰かが助けてくれて俺は 結果 間違わずに済んでいるだけです あの時も本当に危なかったんだ だから俺のことを 簡単に認めないでください》

悲鳴嶼行冥《しかし君は逃げず 目を逸らさず 嘘をつかず 素直でひたむきだった 簡単なことのようだが どんな状況でもそうあれる者は少ない…》

第136話「動く」
善逸《これは絶対に 俺がやらなきゃ駄目なんだ》

義勇《今度から懐におはぎを忍ばせておいて 不死川に会う時あげようと思う》
炭治郎《あー!それはいいですね》

第137話「不滅」
無惨《私には何の天罰も下っていない 何百何千という人間を殺しても 私は許されている この千年 神も仏も見たことがない》

耀哉《大切な人の命を 理不尽に奪った者を許さないという想いは永遠だ 君は誰にも許されていない この千年間 一度も そして君はね 無惨 何度も何度も虎の尾を踏み 龍の逆鱗に触れている 本来ならば一生眠っていたはずの虎や龍を 君は起こした 彼らはずっと 君を睨んでいるよ 絶対に逃がすまいと》

第138話「急転」
珠世《そうだ 自暴自棄になって大勢殺した その罪を償う為にも 私はお前と ここで死ぬ!!》

第139話「落ちる」
耀哉《恐らく無惨を滅ぼせるのは…日の光のみではないかと思っている…君が頚を破壊しても彼が死ななければ 日が昇るまでの持久戦となるだろう…》

無惨《これで私を追い詰めたつもりか?貴様らがこれから行くのは地獄だ!!》

第140話「決戦の火蓋を切る」
行冥《安心しろ 皆同じ思いだ》

善逸《許さない…アイツを…絶対に許さない》

第141話「仇」
しのぶ《つらいも何もあるものか 私の姉を殺したのはお前だな?この羽織に見覚えはないか》

童磨《うわーっ楽しい!!毒を喰らうのって面白いね 癖になりそう 次の調合なら効くと思う?やってみようよ》

第142話「蟲柱・胡蝶しのぶ」
カナエ《関係ありません 立ちなさい 蟲柱 胡蝶しのぶ 倒すと決めたなら倒しなさい 勝つと決めたのなら勝ちなさい どんな犠牲を払っても勝つ 私とも カナヲとも約束したんでしょう》

ーーーーーー

お館様から「人の想い」「繋がり」という鬼滅の刃のテーマとなるような言葉が無惨へ突きつけられ、ここから無限城編へ突入します。
炭治郎の刀についた煉獄さんの鍔や、しのぶさんの刀についたカナエさんの刀と同じデザインの鍔(形見でしょうか?)など、視覚からも繋がりが感じられる要素がちりばめられていますが、鬼殺隊がみんな共通の想いを持って無惨に立ち向かっていくまでの心情がこれまでのストーリーにつまっていたと感じました。


柱稽古での悲鳴嶼さんの存在感は凄まじいですが、アニメでは悲鳴嶼さんと沙代ちゃんの過去をもう少し掘り下げてもらえると、彼らも少しは報われるのでは、と思ってしまいます…。
第139話で柱達が無限城に落とされる見開き(火が噴き上がり、本当に地獄のような表現ですね。)と第140話の見開き扉絵は圧巻で、今後の展開にワクワクしています(*´∇`*)


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17巻以降は別記事で書きたいと思っています。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました(*´∇`*)

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