【ジャムの日】ドトール珈琲農園に訪問したら、私の知っているドトールとはかけ離れた高級感あふれる店内に感動した!

2017年10月、カフェチェーンドトールコーヒーは新業態「ドトール珈琲農園」を開発しました。

コンセプトは「Welcome to the Farm!」。
コーヒー農園主の邸宅をイメージした店内でゆっくりコーヒーを味わうことができるらしい、とのことで、遅れながらも最寄りの店舗を訪れてみました。




ラグジュアリーな店内


2017年にオープンした1号店(多摩堤通り店)については訪れたことはありませんが、写真からも高級感あふれる店舗ということが分かります。

「コーヒー農園主の邸宅」がどういった建築物なのかが分かりませんが、自分の想像以上にコーヒー農園事業が利益を出しているということなのでしょうか…(混乱)。


筆者は川崎ゼロゲート店に行ってみたのですが、店内が非常に明るく、広々とした空間が広がっていました(店舗は2階に位置しているので、外側から見ても通常のドトール姉妹店のような印象しか受けないかと思われます。)。


広い店内を活かした間隔の開いた座席(そもそも座席自体も広々しています。)、ふかふかのソファ席、店員さんの気配りなど、とても落ち着いた雰囲気でした。

2階の交差点を見渡せるソファ席からは忙しなく動く車や人を眺めることができますが、店内ではゆったりと時間が流れているのを実感して贅沢な気分に浸れますね。

こだわりのコーヒーとモーニング


1910年4月20日、長野県北佐久郡三岡村(現在の小諸市)の塩川伊一郎氏が「苺ジャム」を皇室に献上したとの記録があり、日本ジャム工業組合が4月20日を「ジャムの日」に制定しました。


アオハタのイチゴジャムはよく食べていますが、ドトール珈琲農園のモーニングでもイチゴジャムを食べることができます。



モーニングは、モーニングメニューに書かれているドリンクプラス、
  • ゆで卵&トースト(マーガリンまたは苺ジャム付き)
  • ピザトースト(サラダ付き)
  • ドトールドッグ
  • 3種チーズのあつあつたまごグラタン
の中から選べます(Open~11時までの時間帯。)。


メニューではドトールブレンドがおススメされていたので、これにゆで卵&トーストのセットで注文し、苺ジャムを選択しました。

しばらく席で待っていると、ジャムが塗られた状態で厚切りトーストと、ホカホカのゆで卵がやってきました。

トーストは水分も多く含まれたモチモチ食感で、シンプルな味わいです。
苺ジャムも、素朴で優しい甘さが朝の糖分補給を助けてくれるようですね。


ゆで卵は本当にシンプルな「the ゆで卵」でした。
ただ、熱の入り方が均一で黄身も偏っていなかったので、自宅では真似できない技術的な価値を体現しています。


コーヒーカップにもこだわりがありそうですね。
いつものドトールロゴも安心感あるデザインなのですが、「The Farm Doutor」のロゴとコーヒーのデザインがかわいいです。


厚みのあるふかふかパンケーキ


2022年夏季限定のメニューとして発売されていた「ハワイアンパンケーキ」のセットを注文してみました。

ハワイアンパンケーキセット(1,240円)
+コナコーヒーの差額分270円=1,510円

レギュラーメニューのパンケーキはスキレットで提供されるタイプの商品で、見た目がぐりとぐらのカステラのようなかわいいスイーツですね。


ハワイアンパンケーキは、パンケーキ自体は同じだと思われますが、フルーツてんこ盛りの華やかで贅沢なスイーツとなっています。

のっているフルーツは、
  • バナナ
  • イチゴ
  • オレンジ(?)
  • ブルーベリー
  • パイナップル
上記5種類がパンケーキを埋め尽くすようにのり、さらに付け合わせのバニラアイスクリーム、ホイップクリーム+マカダミアナッツにグアバソースが付いた、一皿にハワイを凝縮したような豪華な一皿となっています!


真夏に元気が出るようなカラフルな色合いで、特にグアバソースの程よい酸味とフルーツの甘みのバランスが良かったと思います(個人的には、バナナとグアバソースの相性はバッチリでした。)(^O^)


パンケーキは固めのホットケーキとふわふわパンケーキの中間くらいのふわふわ加減で、表面がカリッとしたカステラの様な食感でした。


程よくお腹にたまるので、この一皿で一食分くらいの満足感が得られます!

せっかくハワイなパンケーキを注文したので(セットでコーヒーか紅茶が選べました。)、コーヒーも「マウカメドウズハワイコナブレンド」を飲んでみることにしました。



ドトール珈琲所有のハワイ農園「Mauka Meadows Coffee Farm」で育ったコーヒー豆で、特に希少性の高いグレード「エクストラファンシー」を使っている、とのことです。


コナコーヒーの豆を販売しているカフェもありますが、実際飲んだのは初めてだったのでとても貴重な体験ができました(^O^)


酸味が少ないと飲みやすいので、コーヒーが苦手な人でも試しやすいですよね!

季節限定パフェはこだわりコーヒーとセットで!


秋になると栗を使ったスイーツが多く発売されていますが、ドトール珈琲農園でも4種類のモンブランスイーツが用意されています(^O^)
  • モンブランパンケーキセット
  • モンブランパフェセット
  • モンブランシュークリームセット
  • モンブランプリンセット
すべてハイブリッドで贅沢なラインナップですよね。

この中からパフェとドリンクのセットを選んで注文してみます。


モンブランパフェセット(1,080円)
※モンブランパンケーキ以外は、ドリンクとセットでの販売のみ

モンブランとパフェのいいところをバランスよく合わせたような、コロンとした見た目に仕上がっていますね。


パフェの構成は、
  • マロングラッセ(0.5個)
  • マロンクリーム
  • ホイップクリーム
  • バニラアイスクリーム
  • スポンジケーキ(?)
  • 珈琲ゼリー
なめらかなマロンクリームやホイップクリームなど、全体的に甘さが強めのパフェなのですが、珈琲ゼリーが予想に反してほろ苦くコーヒーがしっかりと味わえるので、最後まで飽きずに食べることができます(一部ゼリーが凍っており、シャーベット状になっている場所もありました。)。


一番上に飾られたマロングラッセは、写真だと栗が一個まるごと使われているように見えますが実際は半分だけです(笑)。
しかし、この栗がホクホクで一番おいしいポイントかもしれません。

セットで注文したドトールブレンドも香りを楽しみつつ、モンブランと合わせて飲むことで小さな幸せを感じることができました(^O^)


通常のドトールコーヒーと比較して価格設定はお高めではありますが、どのメニューも値段に見合った価値を見出すことができるドトール珈琲農園。


まだまだ店舗数は少ないですが、何度でも訪問したくなるような食事を楽しむ空間と時間を提供してくれるブランドだと思います。

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