【シリーズ・植物図鑑】カタバミ科の植物

日本は四季がはっきりとしていて、植物が多く育っていますよね。
オフィスビルしかない場所であっても、たいてい緑はあります。
わざわざ探しに行かなくとも草花が自生しているのを見ると、なんだか元気をもらったような気持ちになります(管理されて育っているものもありますが。)。

このシリーズでは、珍しくもなんともない、どこにでもある草花を科ごとにまとめてみました。
素朴ですが、華やかなでかわいい花の写真もたくさん載せているので、ぜひ最後まで観ていってください。


オオキバナカタバミ

○基本情報

スクロールできます
名前オオキバナカタバミ(オキザリス・ペスカプラエ)
見た目


学名Oxalis pes-caprae

カタバミ科
カタバミ属
英名
別名
原産地
buttercup oxalis
キイロハナカタバミ
南アフリカ
特徴・その他
  • 径1.5~3cmほどで、5枚の黄色い花びらをつけます。
  • 葉は三つ葉でハートの形をしていますが、表面に黒っぽい斑点がついてます。
  • 花は夜間や雨の日には閉じていて、日中の日差しを受けるとロート状に開きます。
  • 初心者でも育てやすいですが、繁殖力が強く育ちすぎることがあります。
  • 5月20日の誕生花に、カタバミが指定されています。

○咲く時期(開花時期)

4月~5月など、種類により様々ですが春先に道端でよくみかける、高さ20cmほどの多年草です。
繁殖力が強く、いろいろなところに咲いていますね。

○クローバー(シロツメクサ)との違い

花が咲いていないとき、クローバーの葉と間違いやすいです。
クローバーの葉は丸めの三つ葉(四つ葉もある)で、オオキバナカタバミの葉の場合はっきりとハート型の三つ葉となります。
加えて、クローバーの葉には白い線状の模様が入っていることもあり、これらを観察すると見分けがつくはずです。

花言葉

花言葉は「輝く心」「決してあなたを捨てません」です。

輝く心は、真鍮の鏡や仏具を磨くために用いられていたことに由来するとされています。


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