9月12日、まだまだ暑い日が続いていたある日、六本木まで行ったついでに訪れた久國神社がなかなか興味深かったので、この記事にまとめていきたいと思います。
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↓2020年神社御朱印巡りはこちらにまとめています!
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歴史
六本木一丁目駅や六本木駅から歩いていくと突然社号碑が現れ、石段を登ると石鳥居に到着します。
六本木のイメージとは異なり、周辺は静かで神社の敷地内には子ども用の遊具があったり座れるベンチもあり(訪問したときには外国人観光客のような人が座って談笑をしていました。)、地域の憩いの場のような存在という印象を受けました。
すぐ近くに色味の鮮やかなアパホテルがあるので、景観のギャップが大きいですね。
東京都神社庁ホームページによると、
- 勧請年月不詳ながら、古くはもと千代田村紅葉(現皇居内)に鎮座されていたという。
- 久国作の刀が寄進されたため久国稲荷神社と称するようになった。
紅葉山といえば現在では紅葉山御養蚕所が有名ですが、江戸城築城以前は最勝寺(目黒不動)も紅葉山にあったと伝えられています。
鎌倉時代の刀工粟田口久国作の刀が太田道灌によって寄進されたことが、久國神社の名前の由来となっているようですね。
↑↑現存する刀のうち、東京国立博物館所蔵の作品。
太田道灌は江戸城を築城した武将ですが、意外なことにまだ大河ドラマの題材にはなっていないそうです。
近くにある赤坂氷川神社に隠れてしまっていますが、久國神社も由緒ある素敵な場所ですね。
境内
鳥居の前に狛犬さんがいますね。
この表情は何を訴えかけているのだろうか…。
手水舎。
コンパクトな木造の社殿。
社殿の横には10円の御神籤もありました。
レトロでエモいというやつでしょうか。
神興奉納記念碑。
立派な灯籠も美しいです。
境内神社
奥には境内社の猿田彦神社があります。
猿田彦大神が祀られており、御朱印もあります。
参拝を終えて戻ろうとしたとき、前から黒猫が歩いてきました。
パッと見毛並みもよく綺麗な猫さんでしたが、参拝客に一切興味がないようで。
目と鼻の先を横切ってマイペースに歩き去っていく黒猫は、なんだか神々しくみえますね。
御朱印とお守り
御朱印は社務所でいただけますが、不在時には書き置きのものが置かれています。
この日は不在だったため、賽銭箱に500円を納めて久國神社の御朱印をいただきました。
久國神社、猿田彦神社、龍神の3種類の御朱印が揃っています。
御朱印(500円)
お守りなどは置かれていませんでしたが(不在だったから?)、全体的にこじんまりとしていて雰囲気の良い神社でした。
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